ガジュマル

 

ガジュマルとは

クワ科イチジク属の常緑木。幹の途中から出て地面に向かっていく根を気根という。イチジクに似た花が咲く。花言葉は健康。多幸の木とも呼ばれている。

 

妖精の住む木

ガジュマルの古木には、キジムナーという妖精が住んでいると言い伝えられています。幹から垂れ下がるたくさんの気根をまとうガジュマルには、本当に何か住んでいそうです。

キジムナーは、火の精霊とも言われ、真っ赤な姿をした子供とか、真っ赤な髪をした子供の姿をしていると言われています。

人間の願いを叶えてくれたり、いたずらしたり、怒らせると怖いこともあるそうです。

 

ガジュマルの育て方

日光を好み、寒さにはやや弱い樹木です。カーテン越しの光でも十分育ちます。品種によっては夏場の直射日光よりもカーテン越しのほうがよいこともあるそうです。

春から夏は成長する期間なので、土の表面が乾いてきたら、たっぷり水をやります。秋から冬は成長が鈍る期間なので、こまめに水やりをしなくても大丈夫です。

植え替え、剪定の時期は5月から7月の暖かいときがいいようです。とても生命力の強い木なので、剪定でほとんど丸坊主にしてしまっても、ほどなく新しい枝や葉が出てきます。

剪定した枝を挿し木にしてふやすこともできます。但し、まるまるとした幹が特徴的なガジュマルですが、挿し木でふやしたガジュマルの幹はまるっこくはならないそうです。

 

我が家のガジュマル

お花屋さんで小さな植木鉢で買ってきたのは、もう10年以上前でしょうか。もういつだったか思い出せないくらい長い間うちに居ます。

最初は直径10センチくらいの鉢植えでしたが、2度の植え替えを経て、今は直径20センチほどの鉢で元気にしています。ほんとうは更に植え替えをしたほうがいいのだと思いますが、これ以上大きくなると置き場所がなくなってしまいそうなので我慢してもらっています。

     

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左側が、元の鉢植えが成長した姿です。高さも3倍くらいになりました。右側が挿し木で増やしたものです。やはり幹が細いです。それでも高さは親木と変わりません。葉の茂り方は少し少なめです。ふたつともだいぶ枝葉が広がってきたので、そろそろ剪定しようかなと思っています。

イチジクのような花が咲くそうですが、まだ花が咲いているのを見たことはありません。地植えじゃないとだめなんでしょうか。

 

ガジュマルの風水

気分を落ち着かせたり、リラックスさせるという効果が期待できるそうです。

キッチンに置くと、火と水による木の乱れを調和させる効果があるそうです。また、玄関が北側にある場合は、ガジュマルを置くと悪い気を中和させてくれるそうです。

でも、日当たりのことを考えると、やっぱり窓辺になってしまいますね。

 

我が家では南西向きの窓辺に置いてあります。この場所が風水的にいいのかどうかわかりませんが、ふた鉢がそこにあるだけで、部屋の空気が丸くなる感じはします。もう少しだけ大きい鉢にしてみようかなぁ。